定年後は大きな死亡保障は必要なくなります。その代わり医療や介護など、生きていくための保障が重要性を増してきます。日本は医療の発展により、世界有数の長寿国です。ただ、寿命と健康寿命(日常的に介護を必要としないで、自立した生活ができる生存期間)には10年前後の開きがあります。この差がもしかしたら介護が必要になるかもしれない期間です。ご家族による介護であっても、介護状態になると今までの生活より費用がかかります。
「安心できるセカンドライフのための賢い見直し方法」
定年退職したときに医療保険を選ぶうえで大切なのが、保険期間の違いです。若いうちは定期型医療保険に加入していた方が、高齢になってから更新をすると、保険料がかなり大きくなってしまうことが懸念されます。また、新たな保険に加入しようと思っても、年齢や健康状態によっては、条件の良い保険に巡りあうことができないかもしれませんので、退職後の保険は、保険料も保障内容も変わらない終身型医療保険がおすすめとなります。
保障の考え方3つのポイント
- 貯蓄や資産、老後の収入源を確認する
- 国の社会保障制度を知る
- 退職金などまとまったお金を活用する方法を知る