2020年GPIF運用ポートフォリオ
こんにちわ、保険クリニック姫路ヤマダストアー花田店の内藤です。
GPIFとは、年金積立金管理運用独立行政法人のことで、平たく言えば私たちの給与などから天引きされている年金を運用して増やしてくれている機関のことです。
老後に不安を抱える昨今の現役世代にとってとても重要な役割を担うところですが、こちらでは主にどのように預かったお金を増やしているのでしょうか?
ちなみに2020年からの第二四半期までにおける収益額は+3.05%となり実額としては¥4,923,700,000,000 ほどなっております。
これは2001年から2020年までの運用率が+3.09%となっていることから比較してもそこまで少ない数字ではないかと思われます。
新型コロナウイルスにおける経済活動の制限なども懸念される中、景気対策としての支出(一人10万円もらいましたよね~)などの効果もあり国内外を問わず株式市場は上昇したことや、為替においては新たなロックダウンが経済に打撃を与えたユーロ圏の対安による結果が表れたものとされています。
ここまでの大きなお金の話になると実感が湧きませんが、我々の年金を大事にかつ積極的に増やしていくために、取られている現在の運用方針はこのようになります。
・国内債券 26.61%(45兆8,984億円)
・外国債券 23.46%(40兆4,621億円)
・国内株式 24.06%(41兆5,010億円)
・外国株式 25.88%(44兆6,380億円)
(債券構成比50.06%:株式構成比49.94%)
※2020年9月末時点
基本ポートフォリオは各25%設定で調整を掛けた状態の割合となっております。
こと株式比率については2006年~2009年の基本ポートフォリオによると構成割合は
・国内債券 67%
・外国債券 11%
・国内株式 8%
・外国株式 9%
だったことから債券利回りの低下などによる株式投資への移行が結果に大きく反映されております。
なお、残り5%の短期資産は現在基本ポートフォリオにはありません。
多方面の有識者(現在の経営名簿はGPIFのHPにございます。)によって決められるこれらの運用方針は、日々様々な積み立ての方法を模索されている皆様方の情報の一助になるのではないのでしょうか。
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