暑気払いについて
宍粟山崎店のウチヤマです。
暑気払いと納涼会の違い
暑気払いに似たことばに、納涼、納涼会がありますがどう違うと思いますか？
納涼とは暑さを避けて涼しさを味わうことで納涼会はそのための会合などする事を指します。
納涼会も暑気払いも、夏の宴会に使われることが多いのですが、納涼会はなぜだか暑い最中に用いられます。それに対し、暑気払いは暑い最中のみならず夏本番になる前でも用いることができます。
暑気払いに効く食べ物……麦（冷麦、そうめん、ビール）
冷麦やそうめんは、夏バテを防ぐ上でも効果的です。あまり知られていませんが、七夕は麦の収穫祝いもかねていて、行事食のそうめんを食べると無病息災で過ごせると言われています。
●豆知識●お中元、お盆の供物にそうめんを用いる理由のひとつは、暑気払いにも通じるからです。
現代の暑気払いに欠かせないビールは、まさに麦（大麦）。体を冷やし、利尿作用で不要なものを体から出してくれる優れものなのです。 （なんだか嬉しくなりますね(*⌒▽⌒*)）
暑気払いに効く食べ物……瓜（西瓜、胡瓜、冬瓜、苦瓜、南瓜）
西瓜や胡瓜は体の熱を下げ、利尿作用で余分な水分を出してくれます。苦瓜はビタミンCが豊富で、夏バテ防止にもぴったりです。冬瓜は、冬までもつことからその名がつき、暑気払いに効く食べ物として重宝がられていました。南瓜は栄養豊富で糖質も多いのが特徴で、保存性が高いため、冬至に食べる風習もうまれました。 瓜は栄養価が高く、体力が衰える夏場に効果的なうえ、冬まで保存し健康維持に役立てることができます。
暑気払いに効く食べ物……氷（かき氷、氷菓子、氷料理） 夏ならではの風物詩で冷たい氷でキーンときそうです。
熱中症には気をつけて暑気払いをしながら乗り切りましょう！！
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