骨粗鬆症を予防しよう👵👴
骨粗鬆症(こつそしょうしょう)。
みなさんご存知ですか?早口言葉ではありませんよ(笑)
骨は生活環境や食べ物などによって、健康状態が変化します。
人は年齢を重ねることで体の様々な組織が変わっていきます。これは骨にも当てはまることであり、年齢と共に弱くなってしまうのです。
骨が弱くなり、密度(強度)が低くなっていくと骨粗鬆症という病気になり、ちょっとしたことで骨折してしまうなど、日常生活に支障が出てきます。
年齢を重ねることでとは申しましたが、骨粗鬆症は予防が可能な病気です。
こういったリスクを回避するため、まずは骨粗鬆症という病気を知って頂く必要があります。
①骨粗鬆症とは?
健康な骨というのは中身が詰まっていて、密度が高いため丈夫です。しかし、骨の中身がスポンジのようになり、密度が低下することで骨はもろくなっていきます。
この詰まり具合を「骨密度」と言い、密度が低下してスポンジ状態になるほど「骨粗鬆症」という病気になりやすくなります。
骨粗鬆症は男女比で大きく差があることも特徴で、8割が女性といわれています。
骨密度は年齢とともに低下していくので、骨粗鬆症は中高年層がかかる病気とされていました。しかし、近年では20代でも見られるようになってきており、原因はダイエットなどによるカルシウム不足が原因といわれています。
骨粗鬆症の予防・改善には、カルシウムやビタミンDの摂取、日光浴や運動が有効とされており、バランスのよい運動と栄養摂取は、骨を守ることにつながります。
②骨を強くするには?
骨というのは新陳代謝を繰り返し、約半年で新しいものに入れ替わります。この新陳代謝のにはカルシウムが非常に重要となります。
骨がもろくなる原因としては、血液にはカルシウムが一定量に保たれています。この一定量を下回った時、体は足りないカルシウムを骨から補います。この結果、骨がもろくなってしまいます。
これを踏まえ、骨を強くするには、材料となる「カルシウムを毎日摂ること」が大事となります。
カルシウム吸収率が良い飲食物としては、ご存知の通り牛乳・乳製品が代表です。乳製品などは苦手な方であれば、サプリメントなどもお勧めします。
カルシウムを効率よく摂りこむ方法として、ビタミンDを含む食品(キノコ類、魚類)を一緒に摂ると、吸収率が高まります。また、ビタミンDは紫外線を浴びることでも体内で作られるので、適度な日光浴が効果的です。
併せて、骨を守るには筋力も必要です。筋肉は骨を保護する役目もあるので、適度な運動により筋肉をつける、筋肉量を維持することも大事です。
骨は骨に対しての重さ(体重)や運動という負荷を感じ、身体を支えるために強くなります。
運動する時間が無い方も、日頃からこまめに動くよう意識することが骨を強くすることに繋がり、カロリー消費にもつながりダイエットにも効果的です。
③カルシウム不足にならないためのポイント
1. 食事の栄養バランス
2. カルシウムを含む食品やサプリメントを毎日摂る
3. カルシウムの吸収力UPにビタミンDも摂る。
4. 適度に紫外線に当たり、体内でのビタミンD生成を促す
5. 適度な運動
以上、骨粗鬆症(こつそしょうしょう)でした。
人生100年時代と言われています。老後も長く健康に過ごせるように、若いうちから、日ごろから骨のケアを行っていきましょう!
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