高血圧のお話し その1
こんにちは、寳山(ほうざん)です。
かなり寒くなってきて、紅葉も結構見頃になってきましたね。
さて、今回は「高血圧」についてのお話です。
良く聞く「高血圧」という病気ですが、まずはこの「高血圧」がどういう病気かをひも解いていきましょう。
高血圧の怖いところは「自覚症状がない」
高血圧は放置していると、心筋梗塞、脳卒中、動脈硬化などの病気を助長し、ある日とつぜん生命を脅かす可能性があります。
血圧もたまに高くなるくらいなら、それほど問題はありませんが、高い状態が長く続くと血管に圧力がかかりつづけ、脳、心臓、腎臓の血管の動脈硬化が進行してしまいます。
高血圧により血管壁に高い圧力がかかると細動脈壁が厚くなり、動脈硬化が進行します。
硬くなって弾力性を失った血管に血液を送ることは心臓に負担がかかるため、心臓の筋肉が肥大して収縮力が弱くなり、心不全が起こります。
さらにこわいのが高血圧が長く続くと、脳、心臓、腎臓等の合併症がおこりやすくなります。
脳卒中、心臓病、腎硬化症、腎不全、大動脈瘤、閉塞性動脈硬化症など、死亡率・後遺障害率が高い病気になってしまう可能性が高くなります。
年齢が高くなると自然と高血圧になっていくイメージがありますが、実際現在の高血圧患者数は1000万人を超えているというデータがあります。
年代別だと50代から増えていき、特に多いのは60代となります。
60歳以上の高齢者では、脳卒中死、心筋梗塞死とも正常血圧者に比べて死亡率が高いという研究が報告されています。
しかし近年では食事や生活などから30代や40代でも高血圧の患者数が増えてきていることから、若年層といえど、他人事ではなくなってきているのも現状です。
そういった意味でも、非常に身近ながら、非情に危険な病気です。
さて、「高血圧」がどんなものか分かってきたところで、今日はここまで。
次回は「高血圧改善によい食事」をテーマに書きたいと思います。
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